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大事
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でいじ
ふりがな文庫
“
大事
(
でいじ
)” の例文
八「此の野郎呆れた野郎だ、己が身体利かねえようにして、己が荷物から脇差から
大事
(
でいじ
)
な書付まで盗みやがった、
盗賊
(
どろぼう
)
々々、此の野郎々々」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ハア段々お寒くなりやんすからお体を
大事
(
でいじ
)
にしてくだせい、
私
(
わし
)
い立派になるまでお達者でいておくんなさいよ、左様なら
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
藤「なアにそんな事はねえ、
貴方
(
あんた
)
は始めてのことだから親父さまが
往
(
い
)
くより
却
(
けえ
)
って
大事
(
でいじ
)
にするだんべいよ」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
母「困るなア、子供だア、母様
塩梅
(
あんべえ
)
悪
(
わり
)
いだから、薬
大事
(
でいじ
)
だからてえ
考
(
かんげ
)
えもなえで」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
母「はい有難うござえます、お
前
(
めえ
)
も随分
大事
(
でいじ
)
にして、
毎
(
いつ
)
も丈夫で能くねえ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“大事”の意味
《名詞》
大 事 (おおごと, だいじ)
(おおごと): 重大な出来事。大変な事態。大きな騒ぎ。
(だいじ): 重大な事柄。
(だいじ): 大がかりな企て。
(だいじ): 心配な事態。
(だいじ): 念入りな配慮。自重。用心。
(だいじ):(茨城弁、栃木弁) 大丈夫。
《名詞・形容動詞》
大 事 (だいじ)
大切に扱うこと、扱うべきこと。
重要なこと。成否がかかっていること。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“大事”で始まる語句
大事件
大事相
大事變
大事川
大事業
大事出来
大事切迫
大事忍男