“だいじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大事59.9%
大切34.9%
大字2.1%
大慈1.2%
大寺0.9%
大地0.3%
肝要0.3%
貴重0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしながら歌人は、しいものだとじることの出來るのは、自分歌人としての大事資格だとおもつてゐました。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
大切の大切の一枚看板を外されては、明日からの人気にさわる。人気よりも、損得よりも、出し抜かれたことがお角としては口惜しい。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
室の中はただ薄暗いに照らされていた。その弱い光は、いかに大字な書物をも披見せしめぬ程度のものであった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
願ふらくはかの如来大慈大悲我が小願の中にて大神力を現じ給ひ妄言綺語淤泥して光明顕色浄瑠璃となし、浮華の中より清浄青蓮華を開かしめ給はんことを。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
遂に京都で大寺の住職となり、鴻の巣の若江は旅籠屋を親族に相続させ、めて渡邊祖五郎が媒妁人で、梅三郎と夫婦になり、お竹も重役へ嫁入りました。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
これ家来の無調法を主人がるならば、大地へ両手を突き、重々恐れ入ったとに叩き着けてをするこそるべきに、だ片手に刀の鯉口を切っていながら詫をするとは侍の法にあるまい
より肝要なのは斎戒沐浴……つまり心身める仕事でございます。もちろんどもには肉体はないのでございますから、人間のように実地などをかぶりはしませぬ。
これほど貴重なものはいないのだということがはっきりと身にしみて分かった。
曠野 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)