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大寺
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だいじ
ふりがな文庫
“
大寺
(
だいじ
)” の例文
あの聖徳太子が仏教をさかんに
弘
(
ひろ
)
めたもうてからは、代々の
帝
(
みかど
)
がみな法師を尊信し、
大寺
(
だいじ
)
大伽藍
(
だいがらん
)
を建てさせ、天下の財用を尽くして御信心が
篤
(
あつ
)
かったが
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
遂に京都で
大寺
(
だいじ
)
の住職となり、鴻の巣の若江は
旅籠屋
(
はたごや
)
を親族に相続させ、
更
(
あらた
)
めて渡邊祖五郎が
媒妁人
(
なこうど
)
で、梅三郎と夫婦になり、お竹も重役へ嫁入りました。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
香の煙のたちこめた
大寺
(
だいじ
)
の内陣で、
金泥
(
きんでい
)
も
緑青
(
ろくしょう
)
も
所
(
ところ
)
斑
(
はだら
)
な、
孔雀明王
(
くじゃくみょおう
)
の画像を前に、
常燈明
(
じょうとうみょう
)
の光をたのむ
参籠
(
さんろう
)
の人々か、さもなくば、四条五条の橋の下で、短夜を
芥火
(
あくたび
)
の影にぬすむ
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“大寺”の意味
《名詞》
規模や勢力が大きな寺院。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“大寺”で始まる語句
大寺一郎
大寺正兵衛