“大字”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおあざ63.6%
だいじ31.8%
おほあざ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがほぼ今日の市町村の大字おおあざとなっている。大字を区分したものがあざであるが、これが以前よりはるかに少なくなっている。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
庄「紙屑買などが来ないと貧乏人は困るなア、おれ細字さいじは書けないが大字だいじなら書けるから少しでも見えるようになればよいのう」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
結婚届に印を押してくれと云ふことだつたから、良人をつとの名や生月せいげつを書いて印を押した。原籍地には大字おほあざから小字こあざまであるのであるから私が覚えて居る筈もない。書附かきつけを見ながら書いたのである。
六日間:(日記) (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)