“貴重”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きちょう42.3%
きちよう26.9%
きちやう23.1%
だいじ3.8%
必要3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朕ハ我カ臣民ノ権利及財産ノ安全ヲ貴重きちょうシ及之ヲ保護シ此ノ憲法及法律ノ範囲内ニおい享有きょうゆうヲ完全ナラシムヘキコトヲ宣言ス
大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) / 日本国(著)
下敷したじきになつたひとたすすことは震災しんさい防止上ぼうしじようもつと大切たいせつなことである。なんとなれば震災しんさいかうむ對象物中たいしようぶつちゆう人命じんめいほど貴重きちようなものはないからである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
○そも/\時平公は大職冠九代の孫照そんせうぜん公の嫡男ちやくなんにて、代々□臣の家柄いへがらなり。しかのみならず延喜帝の皇后きさきあになり。このゆゑに若年にして□臣の貴重きちやうしよくししなり。
これほど貴重だいじなものはいないのだということがはっきりと身にしみて分かった。
曠野 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
もっともチベット仏教の高僧の旧跡などはありますけれどもそういうものは私にとっては余り貴重必要の事でもない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)