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きちやう
ふりがな文庫
“きちやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
几帳
60.0%
貴重
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
几帳
(逆引き)
部屋から部屋、廊下から廊下を過ぎて、奧の一と間に近づいた平次は、漸く大合唱の湧き起る場所を突き留めて、
几帳
(
きちやう
)
をかゝげて、そつと覗きました。
銭形平次捕物控:283 からくり屋敷
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
几帳
(
きちやう
)
のかげに、長い髮に香を
炷
(
た
)
きしめさせてゐるのもある。
鬢上
(
びんあ
)
げをしたまま煙草をくゆらしてゐるのもある。
春
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
きちやう(几帳)の例文をもっと
(9作品)
見る
貴重
(逆引き)
絶
(
た
)
えず
其邊
(
そのへん
)
の
航路
(
かうろ
)
を
徘徊
(
はいくわい
)
し、
時
(
とき
)
には
遠
(
とほ
)
く
大西洋
(
たいせいやう
)
の
沿岸
(
えんがん
)
までも
船
(
ふね
)
を
乘出
(
のりだ
)
して、
非常
(
ひじやう
)
に
貴重
(
きちやう
)
な
貨物
(
くわぶつ
)
を
搭載
(
とうさい
)
した
船
(
ふね
)
と
見
(
み
)
ると、
忽
(
たちま
)
ち
之
(
これ
)
を
撃沈
(
げきちん
)
して、
惡
(
にく
)
む
可
(
べ
)
き
慾
(
よく
)
を
逞
(
たく
)
ましうして
居
(
を
)
るとの
話
(
はなし
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
そして父の信用に依ツて多少の金も
借入
(
かりい
)
れる、また自分の持ツてゐた一切の
貴重
(
きちやう
)
品を
賣拂
(
うりはら
)
ツて、
節約
(
せつやく
)
してゐたら、お房
母子
(
おやこ
)
諸共
(
もろとも
)
一年間位は何うか支へて行かれるだけの用意をした。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
きちやう(貴重)の例文をもっと
(6作品)
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