“借入”の読み方と例文
読み方割合
かりい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして父の信用に依ツて多少の金も借入かりいれる、また自分の持ツてゐた一切の貴重きちやう品を賣拂うりはらツて、節約せつやくしてゐたら、お房母子おやこ諸共もろとも一年間位は何うか支へて行かれるだけの用意をした。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
外國ぐわいこくからうたもの支拂しはらひは、從來じうらい日本にほん外國ぐわいこくつてつたかねおよび海外かいぐわいから借入かりいれたかね支拂しはらつてたのである。大正たいしやうねんから以後いご箇年かねんかんに四十二億圓おくゑんのぼつたくらゐ巨額きよがく輸入超過ゆにふてうくわをしたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)