“支拂”のいろいろな読み方と例文
新字:支払
読み方割合
しはら80.0%
しはらひ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうかといつて肥料ひれうなしには到底たうていぱんさだめられてある小作料こさくれう支拂しはらだけ收穫しうくわくられないので慘憺さんたんたる工夫くふう彼等かれらこゝろ往來わうらいする。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それならば財政ざいせい整理緊縮せいりきんしゆくをし、國民こくみん消費節約せうひせつやくをして海外かいぐわいからものへらし、海外かいぐわい支拂しはら資金しきん必要ひつえうへらしてもつてこの難局なんきよくすくふよりほかみちはないのである
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
外國ぐわいこくむかつて日本にほんかね支拂しはらひ必要ひつえうとしないと程度ていどまで改善かいぜんされると見込みこみつたのである、この貿易ぼうえき状態じやうたい爲替相場かはせそうば將來しやうらいつい適確てきかくなる見込みこみつることを
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
外國ぐわいこくからうたもの支拂しはらひは、從來じうらい日本にほん外國ぐわいこくつてつたかねおよび海外かいぐわいから借入かりいれたかね支拂しはらつてたのである。大正たいしやうねんから以後いご箇年かねんかんに四十二億圓おくゑんのぼつたくらゐ巨額きよがく輸入超過ゆにふてうくわをしたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)