“箇年”の読み方と例文
読み方割合
かねん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、根気よく一箇年(かねん)ほど、この工場(こうば)の仕事を続けてみると、五週間に六銭の食費で、鼠一匹の稼ぎ高が、廿五吋(インチ)の長さの糸を三千三百五十本紡いだといふ勘定になつた。
さうして見(み)ると昨年(さくねん)の一月(ぐわつ)から此(こ)の一月(ぐわつ)十一日(にち)迄(まで)約(やく)一箇年(かねん)の間(あひだ)に外國(ぐわいこく)から直接(ちよくせつ)輸入(ゆにふ)する物(もの)の値段(ねだん)は、六箇月(かげつ)の間(あひだ)に四分(ぶ)五厘(りん)上(あが)つて、さうして次(つぎ)の六箇月(かげつ)の間(あひだ)に一割(わり)一分(ぶ)下(さが)つた譯(わけ)である。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
外國(ぐわいこく)から買(か)うた物(もの)の支拂(しはらひ)は、從來(じうらい)日本(にほん)が外國(ぐわいこく)に持(も)つて居(を)つた金(かね)及(および)海外(かいぐわい)から借入(かりい)れた金(かね)で支拂(しはら)つて來(き)たのである。大正(たいしやう)八年(ねん)から以後(いご)十箇年(かねん)間(かん)に四十二億圓(おくゑん)に上(のぼ)つた位(くらゐ)巨額(きよがく)の輸入超過(ゆにふてうくわ)をしたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)