“巨額”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きよがく66.7%
おお16.7%
きょがく16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まへにもべたやうに、金解禁きんかいきん準備中じゆんびちうに、海外かいぐわいから思惑投機おもわくとうきごときは、その巨額きよがくならざることもおよあきらかになつてることであるから
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
赤穂塩あこうじおの年産も巨額おおきなものだったが、要するに、内匠頭夫婦たくみのかみふうふおごらないことと、士風の堅実が、何よりも、身代なのである。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いや、適当な手段が見つかったとしても、巨額きょがくの対抗兵器と危険多き多数の兵員を要することだろう。果してわが国ユー・エス・エーにかかる体当り戦術を完全にカバーするに足る戦力が有りや。
諜報中継局 (新字新仮名) / 海野十三(著)