“一箇年”の読み方と例文
読み方割合
いっかねん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一向島内の御法はわきまえませぬが、何か一箇年いっかねんに両三度罪人どもへ娑婆飯とか申して米の御飯ごはんを下され候由、わずかの事を楽しみに歳月としつきを送ります無気力の囚人ども
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
虫が多いくらいですから、夏は随分暑うございますが、冬は案外暖かく、寒中でも四月頃の陽気であります。月日のつのは早いもので、早くも一箇年いっかねんを過ぎました。
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)