“一箇月”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっかげつ33.3%
いつかげつ33.3%
いつかつき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人眼ひとめに立つようになってからでは奉公人の口がうるさい今のうちならとかくつくろう道もあろうと父親にも知らせずそっと当人にたずねるとそんな覚えはさらさらないと云う深くも追及しかねるのでに落ちないながら一箇月いっかげつほど捨てておくうちにもはや事実を
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
一箇月いつかげつ三十一日はよそのこと
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
去年きよねん彼岸ひがんが三月の二十一日なれば今年ことし彼岸ひがん丁度ちやうど其日そのひなり。かつ毎年まいねん日數ひかず同樣どうやうなるゆゑ、一年とさだめて約條やくでうしたること丁度ちやうど一年の日數ひかずにて閏月しゆんげつため一箇月いつかつき損徳そんとくあることなし。
改暦弁 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)