“一箇人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっこじん50.0%
いつこじん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
予はただ一箇人いっこじんとして四十余年、先生との交際こうさい及び先生より受けたる親愛しんあい恩情おんじょう一斑いっぱんしるし、いささか老後ろうごおもいなぐさめ、またこれを子孫にしめさんとするのみ。
一箇人いつこじんとして己の為に身ををしみたまへと謂ふのではなく、国家の為に自重し給へと願ふのだ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)