“昨年”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さくねん81.8%
きょねん9.1%
きよねん4.5%
こぞ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぱう貿易外ぼうえきぐわい受取超過額うけとりてうくわがく毎年まいとしおく六七千萬圓まんゑんあるから大體だいたいおい昨年さくねん海外支拂勘定かいぐわいしはらひかんぢやう受取勘定うけとりかんぢやうつぐなることとなつたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
あの阿米およねといいましてちょうど十八になりますが、親なしで、昨年きょねんの春まで麹町こうじまち十五丁目辺で、旦那様、えのきのお医者といって評判の漢方の先生、それが伯父御に当ります
政談十二社 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
じつ今度こんどると、ボズさんがない。昨年きよねん田之浦たのうら本家うちかへつてなくなつたとのことである。
都の友へ、B生より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
根葉ねはからちけば、昨年こぞ今年ことしなてや、首里しゆりをさめならぬ、那覇なはをさめならぬ、御百姓おひやくしやうのまじりかつじにおよで、御願おねげてる御願おねげたかべてるたかべ、肝揃きもそろてゝ、肝揃きもそろげは
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)