“本家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほんけ81.8%
うち9.1%
おもや9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一種抽象した概念をただちに実際として、即ち、この世にあり得るものとして、それを理想とさせた、即ち孔子を本家ほんけとして
教育と文芸 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
本家うちの嫁さんはまあ、あの屋敷と伊東の別荘だそうな。孫娘の辰子はね、一生暮せるだけのお金だそうな。
万年青 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
私たちは安心してずんずんと赤煉瓦の本家おもやについて迂廻しながらその裏手へ出てみると、僅か上下二筋うえしたふたすじ鉄条綱てつじょうこうが引張ってあるばかりで