“昨霄”の読み方と例文
読み方割合
ゆうべ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨霄ゆうべ飯田町を飛出して、二里ばかりの道を夢中に、青山の知己しるべまで便たよつて行けば、彼奴きやつめたいがい知れとる事に、泊まつて行けともいはないんだ。
誰が罪 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
『そ、さういふ事をいふからいかん。僕がそんな卑劣な男かい。じやあいはう、昨霄ゆうべは練兵場で寝たんだ』
誰が罪 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)