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『誰が罪』
ふりがな文庫
『
誰が罪
(
たがつみ
)
』
その一 『監獄といへばあたまから、善人の行くべき処でないと思ふ人が多い。なるほどそれは国事犯者の少数と、ある一二の項目に触れて禁錮された、人々とを除いたならば、まるつきり、純潔無垢なるものの、行くべき処でないには相違ない。さらば青天白日とか …
著者
清水紫琴
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「世界之日本」1897(明治30)年7月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約47分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間17分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
負
(
そ
)
婢
(
てかけ
)
障
(
さそ
)
退
(
まか
)
肯
(
がへ
)
頽
(
くづれ
)
三
(
サン
)
夷
(
ゐ
)
倒
(
さかし
)
傍
(
かたえ
)
顧
(
おも
)
冀
(
こひねがは
)
合
(
かな
)
負
(
そむ
)
財産
(
もの
)
運
(
めぐら
)
姿容
(
きりよう
)
媒介
(
なかうど
)
歩行
(
あるい
)
被
(
かつ
)
親族
(
しんるい
)
許
(
とこ
)
身装
(
みごしらえ
)
一様
(
つい
)
不快
(
こころわる
)
什
(
じう
)
彼奴
(
きやつ
)
待遇
(
あしら
)
復
(
かへ
)
知己
(
しるべ
)
露宿
(
のじゆく
)
飲
(
あが
)
可笑
(
おかし
)
実
(
げ
)
屑
(
いさぎよ
)
履
(
くつ
)
幼童
(
わらべ
)
手巾
(
はんけち
)
掌
(
たなごころ
)
敢
(
あへ
)
榛原
(
ハイバラ
)
牆壁
(
しようへき
)
維持
(
もた
)
肝要
(
かんじん
)
谷
(
きわ
)
下邳
(
カヒ
)
乃公
(
だいこう
)
了
(
おわ
)
力
(
つと
)
尋常
(
ただ
)
巾幗
(
きんくわく
)
弗箱
(
どるばこ
)
彼子
(
かれ
)
徒輩
(
ともがら
)
惟
(
おもんみ
)
拱
(
こまね
)
掌
(
て
)
握
(
つか
)
晦
(
くらま
)
標幟
(
はたじるし
)
洋燈
(
らんぷ
)
熔
(
とろ
)
爪牙
(
さうが
)
画
(
えが
)
真実
(
ほんと
)
眼
(
まなこ
)
知己
(
ちかづき
)
臍
(
ほぞ
)
遺
(
わす
)
一廉
(
ひとかど
)
乃公
(
おれ
)
佰
(
ひやく
)
価値
(
ねうち
)
便
(
たよ
)
傍
(
そば
)
半晌
(
はんとき
)
台辞
(
せりふ
)
吻喙
(
ふんたく
)
啗
(
くら
)
囈語
(
うわごと
)
囹圄
(
れいご
)
在所
(
ありか
)
堵
(
と
)
妄
(
みだ
)
妾
(
めかけ
)
婦女
(
おんな
)
孜々
(
しし
)
安価
(
やす
)
容
(
い
)
廃
(
すた
)
忙
(
せわ
)
怖々
(
こわごわ
)
性質
(
たち
)
披
(
ひら
)
擡
(
もた
)
擲
(
なげう
)
政府
(
おかみ
)
敵手
(
あいて
)
斬奸
(
ざんかん
)
昨霄
(
ゆうべ
)