“囹圄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れいご75.0%
ひとや20.8%
れいぎょ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狭い楽しい囹圄れいごから広い寂しい世間への解放され、感傷の重荷を一身に背負うと同時に、自身の生活に立ちかえることもできた。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
いつものようにそばに葉子のいないのを物足りなく感じながらも、憂鬱ゆううつ囹圄ひとやから遠のいて来た心安さもあった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
チリー王国の首府サンチャゴに、千六百四十七年の大地震まさに起らんとするおり、囹圄れいぎょの柱にりて立てる一少年あり。
女の決闘 (新字新仮名) / 太宰治(著)