“将”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
まさ51.5%
20.0%
はた7.2%
4.3%
しょう3.0%
ひき2.6%
2.6%
もつ1.3%
0.9%
マサ0.9%
0.9%
もち0.9%
もっ0.9%
0.9%
いで0.4%
ひきゐ0.4%
0.4%
とき0.4%
はたま0.4%
ハタ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信幸怒ってに幸村を斬らんとした。幸村は、首をねることは許されよ、幸村の命は豊家のために失い申さん、志なればと云った。
真田幸村 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
及ばずながら常に男子に後援たらんとせしにならず、かの男子と共に力を争い、た功を闘わさんなどは妾の思いも寄らぬ所なり。
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
知らず、その老女は何者、狂か、あらざるか、合力か、物売か、知人か、正体のるべき時はかかるにも一分時毎にくなりき。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
世の物語に天狗のカゲマとふことありて、かしこに勾引さるゝあり。或は妙義山にて行かれてとなり、或は讃岐の杉本坊の客となりしとも云ふ。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
敗軍は兵をかたらずと申します。ひとたび天目山惨敗をとられた父上が、弓矢をなげうつのご決心は、よくわかっておりまする。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
れて知るところなし、犬徬徨涕泣走って船に還りまた草中にる。同伴怪しみ随い往き隆の悶絶せるを見、いて家に帰る。
ヘルミット然たる佐田介石師が「ランプ」亡国論や天動説を著して得々乎として我道さに行はれんとすと唱はれたる時代もありき
荊棘香花神前。次に各童手に木刀を隊閙有婚无子木刀を遍身打之口に荷花蘭蜜ふ。
男これを懐にして今は返ろうと言うに、の女子来て例の門にれ出で眠らせて池辺に送り出し重ね重ね礼を述べて消え失せた、家に帰ればしと思う間に数日経ていた
夙夜憂思シテ恐ル、ニ天下危ウカラントスルヲ。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
然かも放翁六十三歳、厳州に在りて詩を刻し、已に旧稿をつて痛く刪汰を加ふ。六十六歳、家居して又た詩稿を刪訂す。
汝が述べたるところの如きは円顱の愚物が常套の談、醜し、醜し、帰り去れ、※※かす胡餅の一片、朕を欺かんとや、迂なり迂なり、想ひ見よ、そのかみ朕此讃岐の涯に来て
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
官を差し来り講じ、高麗一百七十六城をて、俺に讓与せよ。俺好物事あり、相送らむ。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
をりふし人目のもなかりしかば、心うれしくおはたやをいでゝ家のにいたり、のもとに立たる男を木小屋に入ぬ。
聴水忽ちを細くし、「さてもくさや、うまや。何処の誰がわがために、かかる馳走へたる。きて管待うけん」ト、なきを踏み分けつつ、香を知辺辿り往くに
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
北条霞亭は辛巳の歳に東に召された時、初は単身入府し、後更につた。前の江戸行は四月十三日に命ぜられて、六月の初に江戸に著したらしい。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
紇は財宝と美女をて山をおりたが、美女達はそれぞれその夫を探して帰らした。
美女を盗む鬼神 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
してにこの稿を了らむとするに当り、僅か三週の間なりしとは云へ、我が半生に於ける最大の安慰と幸福とを与へたりしかの陋苦しき四畳半が
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
た延期すべきやは第一帝国議会の劈頭第一の大問題となった。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)
なごり惜しく過ぎ行くし世のさま/″\。郎女は、今目を閉ぢて、心に一つ/\収めこまうとして居る。ほのかに通り行き、著しくはためき過ぎたもの——。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)