ハタ)” の例文
旧字:
なごり惜しく過ぎ行くウツし世のさま/″\。郎女は、今目を閉ぢて、心に一つ/\収めこまうとして居る。ほのかに通り行き、ハタ著しくはためき過ぎたもの——。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)