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荊棘
ふりがな文庫
“荊棘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いばら
53.5%
けいきょく
30.7%
けいきよく
11.9%
おどろ
2.0%
うばら
1.0%
とげいばら
1.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いばら
(逆引き)
この小説家のために一歩の発展を
促
(
うなが
)
されて、開化の進路にあたる
一叢
(
ひとむら
)
の
荊棘
(
いばら
)
を切り開いて貰ったと云わねばならんだろうと思います。
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
荊棘(いばら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
けいきょく
(逆引き)
ところがグージャールは、「ラテン語を知っている」男を相手にしていることを見て取って、用心深く美学の
荊棘
(
けいきょく
)
地に立てこもった。
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
荊棘(けいきょく)の例文をもっと
(31作品)
見る
けいきよく
(逆引き)
再
(
ふたゝび
)
荊棘
(
けいきよく
)
の
条
(
えだ
)
を
取
(
とり
)
香花
(
かうくわ
)
神前
(
しんぜん
)
に
挿
(
さしはさみ
)
供
(
くうず
)
。次に
集
(
あつま
)
る
各童
(
わらべども
)
手に木刀を
執
(
とり
)
途
(
みち
)
に
隊閙
(
たいだうし
)
、
凡
(
すべて
)
有婚
(
こんれいして
)
无子
(
こなき
)
の
婦
(
をんな
)
木刀を
将
(
もつ
)
て
遍身
(
へんしん
)
打之
(
これをうち
)
口に
荷花蘭蜜
(
こばらみ
)
と
舎
(
とな
)
ふ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
荊棘(けいきよく)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
おどろ
(逆引き)
あながち御仏を頼みまゐらせて浄土に生れんとにはあらねど、如何なる山の奥にもありて草の庵の其内に、
荊棘
(
おどろ
)
を
簪
(
かざし
)
とし
粟稗
(
あはひえ
)
を炊ぎてなりと
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
荊棘(おどろ)の例文をもっと
(2作品)
見る
うばら
(逆引き)
八七
山院人とどまらねば、
八八
楼門
(
ろうもん
)
は
八九
荊棘
(
うばら
)
おひかかり、
九〇
経閣
(
きやうかく
)
も
九一
むなしく
苔蒸
(
こけむ
)
しぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
荊棘(うばら)の例文をもっと
(1作品)
見る
とげいばら
(逆引き)
泥濘
(
ぬかるみ
)
は、
荊棘
(
とげいばら
)
、
蔦葛
(
つたかずら
)
とともに、次第に深くなり、絶えず踊るような足取りで
蟻
(
あり
)
を避けながら、腰までももぐる野象の足跡に落ちこむ。
人外魔境:01 有尾人
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
荊棘(とげいばら)の例文をもっと
(1作品)
見る
荊
漢検準1級
部首:⾋
9画
棘
漢検1級
部首:⽊
12画
“荊棘”で始まる語句
荊棘何無情
荊棘中
荊棘路
荊棘何妬情
検索の候補
荊棘何無情
此荊棘
荊棘中
荊棘路
榛莽荊棘
荊棘何妬情
荊与棘塞路
千荊万棘
天荊地棘
“荊棘”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
アリギエリ・ダンテ
ニコライ・ゴーゴリ
内村鑑三
若杉鳥子
大倉燁子
牧野富太郎
蒲原有明
吉川英治
幸田露伴