“荊棘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いばら54.5%
けいきょく30.3%
けいきよく12.1%
おどろ2.0%
とげいばら1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この小説家のために一歩の発展をされて、開化の進路にあたる一叢荊棘を切り開いて貰ったと云わねばならんだろうと思います。
文芸の哲学的基礎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ところがグージャールは、「ラテン語を知っている」男を相手にしていることを見て取って、用心深く美学の荊棘地に立てこもった。
荊棘香花神前。次に各童手に木刀を隊閙有婚无子木刀を遍身打之口に荷花蘭蜜ふ。
あながち御仏を頼みまゐらせて浄土に生れんとにはあらねど、如何なる山の奥にもありて草の庵の其内に、荊棘とし粟稗を炊ぎてなりと
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
泥濘は、荊棘蔦葛とともに、次第に深くなり、絶えず踊るような足取りでを避けながら、腰までももぐる野象の足跡に落ちこむ。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)