トップ
>
蔦葛
ふりがな文庫
“蔦葛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つたかずら
79.3%
つたかづら
13.8%
つたかつら
6.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つたかずら
(逆引き)
泥濘
(
ぬかるみ
)
は、
荊棘
(
とげいばら
)
、
蔦葛
(
つたかずら
)
とともに、次第に深くなり、絶えず踊るような足取りで
蟻
(
あり
)
を避けながら、腰までももぐる野象の足跡に落ちこむ。
人外魔境:01 有尾人
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
蔦葛(つたかずら)の例文をもっと
(23作品)
見る
つたかづら
(逆引き)
昼か、
夜
(
よる
)
か、それもおれにはわからない。唯、どこかで
蒼鷺
(
あをさぎ
)
の啼く声がしたと思つたら、
蔦葛
(
つたかづら
)
に
掩
(
おほ
)
はれた木々の
梢
(
こずゑ
)
に、薄明りの
仄
(
ほの
)
めく空が見えた。
沼
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蔦葛(つたかづら)の例文をもっと
(4作品)
見る
つたかつら
(逆引き)
堪
(
こらへ
)
て吉兵衞
漸々
(
やう/\
)
起上
(
おきあが
)
り大事を
抱
(
かゝ
)
へし身の爰にて
空
(
むな
)
しく
凍死
(
こゞえしな
)
んも
殘念
(
ざんねん
)
なりと氣を
勵
(
はげ
)
まし四方を
見廻
(
みまは
)
せば
蔦葛
(
つたかつら
)
下
(
さが
)
りて
有
(
ある
)
を見付是ぞ天の
與
(
あた
)
へなりと二
品
(
しな
)
の包みを
脊負
(
せおひ
)
纒
(
まと
)
ふ葛を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
蔦葛(つたかつら)の例文をもっと
(2作品)
見る
蔦
漢検準1級
部首:⾋
14画
葛
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
“蔦葛”の関連語
蔓
蔓草
“蔦葛”で始まる語句
蔦葛木曾桟
蔦葛木曾棧
検索の候補
蔦葛木曾桟
蔦葛木曾棧
“蔦葛”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
亀井勝一郎
橘外男
国木田独歩
中島敦
大阪圭吉
作者不詳
小栗虫太郎
蘭郁二郎
谷崎潤一郎