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つたかづら
ふりがな文庫
“つたかづら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蔦葛
44.4%
蔦蔓
22.2%
蔦蘿
11.1%
葛蘿
11.1%
蔦桂
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蔦葛
(逆引き)
水車
(
みづぐるま
)
は
川向
(
かはむかふ
)
にあつて
其
(
その
)
古
(
ふる
)
めかしい
處
(
ところ
)
、
木立
(
こだち
)
の
繁
(
しげ
)
みに
半
(
なか
)
ば
被
(
おほ
)
はれて
居
(
ゐ
)
る
案排
(
あんばい
)
、
蔦葛
(
つたかづら
)
が
這
(
は
)
ひ
纏
(
まと
)
ふて
居
(
ゐ
)
る
具合
(
ぐあひ
)
、
少年心
(
こどもごころ
)
にも
面白
(
おもしろ
)
い
畫題
(
ぐわだい
)
と
心得
(
こゝろえ
)
て
居
(
ゐ
)
たのである。
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
つたかづら(蔦葛)の例文をもっと
(4作品)
見る
蔦蔓
(逆引き)
と一杯
掬
(
すく
)
い上げて
澪
(
こぼ
)
れない様に、
平
(
たいら
)
に柄杓の
柄
(
え
)
を
啣
(
くわ
)
えて
蔦蔓
(
つたかづら
)
に
縋
(
すが
)
り、松柏の根方を足掛りにして、揺れても澪れない様にして段々登って来る処を
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
つたかづら(蔦蔓)の例文をもっと
(2作品)
見る
蔦蘿
(逆引き)
媼は痩せたる
臂
(
ひぢ
)
さし伸べて、洞門を
掩
(
おほ
)
へる
蔦蘿
(
つたかづら
)
の
帳
(
とばり
)
の如くなるを推し開くに、
外面
(
とのも
)
は暗夜なりき。濕りたる濃き霧は四方の山岳を
繞
(
めぐ
)
れり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
一行はアルバノの山を
踰
(
こ
)
えたり。カムパニアの
曠野
(
ひろの
)
は我前に
横
(
よこたは
)
れり。道の傍なる、
蔦蘿
(
つたかづら
)
深く
鎖
(
とざ
)
せるアスカニウスの
墳
(
つか
)
は先づ我眼に映ぜり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
つたかづら(蔦蘿)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
葛蘿
(逆引き)
島の西浦の、蓊鬱と茂つた巨木が長い枝を垂れて、その枝から更に太い
葛蘿
(
つたかづら
)
が綱梯子のやうに長く垂れた下の渚近くをめぐつて、棧橋のそばの岸で私達は舟を棄てた。
滑川畔にて
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
つたかづら(葛蘿)の例文をもっと
(1作品)
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蔦桂
(逆引き)
足利
(
あしかが
)
時代からあったお城は御維新のあとでお
取崩
(
とりくず
)
しになって、今じゃ
塀
(
へい
)
や
築地
(
ついじ
)
の破れを
蔦桂
(
つたかづら
)
が
漸
(
ようや
)
く着物を着せてる位ですけれど
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
つたかづら(蔦桂)の例文をもっと
(1作品)
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