“澪”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みお34.3%
こぼ28.6%
みを28.6%
しずく2.9%
みよ2.9%
ミヲ2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“澪”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸6.5%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
クリストフも同じく圧迫者らの横暴を憎んでいた。しかし彼は暴力のみおの中に巻き込まれ、反抗した労働軍のあとにつづいていた。
「だからわたしが断っておいたじゃないか。——あの情夫いろは、みおの伝兵衛という大泥棒なのだよ」
春の雁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
地上の所員の眼に、飛行機がきらりと光った。そしてその機体から塵のような汚点しみが、ぽろりと一つこぼれ出た。
夢鬼 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
中にはすでに口を開けて、炭団たどんのように大きな栗の実が、いまにもこぼれ落ちそうに覗いてさえいるのだ。
火星の魔術師 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
遠くの沖には彼方かなた此方こなたみを粗朶そだ突立つつたつてゐるが、これさへ岸より眺むれば塵芥ちりあくたかと思はれ
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
運轉臺上うんてんだいじやうひとたいかたむみをごとくろまがつた。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「すと」「すと」花にたまった雨のしずくの砂にしたたる音を聴いていると夢まぼろしのように大きな美しい五感交融こうゆうの世界がクッションのようにうかんで来て身辺しんぺんをとり囲む。
桃のある風景 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
そんな釣は古い時分にはなくて、みようちだとか澪がらみで釣るのを澪釣みよづりと申しました。
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
みよを外れた、つまり水の抵抗の少い処を漕いでいるのでしたが、澪の方をヒョイッと見るというと、暗いというほどじゃないが、よほど濃い鼠色ねずみに暮れて来た
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
精霊流しの一脈のミヲを伝うて行くと、七夕のサヽや、上巳の雛に逢着する。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)