みよ)” の例文
そんな釣は古い時分にはなくて、みようちだとか澪がらみで釣るのを澪釣みよづりと申しました。
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
今漕いでいるのは少しでも潮がかみから押すのですから、みよを外れた、つまり水の抵抗の少い処を漕いでいるのでしたが、澪の方をヒョイッと見るというと、暗いというほどじゃないが
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)