“澪木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みおぎ75.0%
みおつくし25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る朝、彼は五番の澪木みおぎの沖で釣っていた。霧の深い日で、十メートル先も見えないくらいだったが、その中を一そうの大型機械船がやって来た。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
或る朝、彼は五番の澪木みおぎの沖で釣っていた。霧の深い日で、十メートル先も見えないくらいだったが、その中を一そうの大型機械船がやって来た。
青べか物語 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「えらいとこを、見られたな。なアにね、ここの二階から眺められる住吉の高燈籠や澪木みおつくしなど、えもいわれぬ景色なので、柄にもなく、歌の一つもんでやろうかと思ッてさ」
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)