“具合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぐあい57.8%
ぐあひ33.3%
ぐあ4.4%
ぐあえ2.2%
ぐえイ2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光が物にあたったとき反射はんしゃするか、そのまま吸収きゅうしゅうされてしまうか、または光がおれまがる具合ぐあいによって、いろいろな色とか、形とかが
おれは昨夜ゆうべあの混血児あひのこの女がはうりこんだ、薔薇ばら百合ゆりの花を踏みながら、わざわざ玄関まで下りて行つて、電鈴の具合ぐあひを調べて見た。
(新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「ふと、気がつきますと、でかわずがたくさんいている」自分は今、目をその方に向けた時の様子をして、顔を少し横に突きだし、その時やってみたよりもずッと上手な具合ぐあいに
猫八 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
何だべえせえ、自分のとこでなかつたら具合ぐあえが悪かんべえが? だらハア、おらア酒え飲むのさ邪魔さねえば、何方どつちでもいどら。
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)