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具備
ふりがな文庫
“具備”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぐび
50.0%
そな
16.7%
そなは
16.7%
そなわ
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐび
(逆引き)
形態的
(
けいたいてき
)
には
蜂
(
はち
)
の子やまた
蚕
(
かいこ
)
とも、それほどひどくちがって特別に
先験的
(
せんけんてき
)
に
憎
(
にく
)
むべく、いやしむべき
素質
(
そしつ
)
を
具備
(
ぐび
)
しているわけではないのである。
蛆の効用
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
具備(ぐび)の例文をもっと
(3作品)
見る
そな
(逆引き)
一人前の
人
(
ひと
)
というのはノルムで測って不足なき人をいうので、すなわち常識的に言わば肉眼鑑定で見て、まずまず一ととおり
具備
(
そな
)
わっているものを指していうのであろう。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
具備(そな)の例文をもっと
(1作品)
見る
そなは
(逆引き)
源太は
笑
(
ゑみ
)
を含みながら、さあ十兵衞此所へ来て呉れ、関ふことは無い
大胡坐
(
おほあぐら
)
で楽に居て呉れ、とおづ/\し居るを無理に坐に
居
(
す
)
ゑ、
頓
(
やが
)
て膳部も
具備
(
そなは
)
りし後
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
具備(そなは)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
そなわ
(逆引き)
関
(
かま
)
うことはない
大胡坐
(
おおあぐら
)
で楽にいてくれ、とおずおずし居るを無理に坐に
居
(
す
)
え、やがて膳部も
具備
(
そなわ
)
りし後、さてあらためて飲み干したる
酒盃
(
さかずき
)
とって源太は
擬
(
さ
)
し、
沈黙
(
だんまり
)
で居る十兵衛に
対
(
むか
)
い、十兵衛
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
具備(そなわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
具
常用漢字
小3
部首:⼋
8画
備
常用漢字
小5
部首:⼈
12画
“具”で始まる語句
具
具合
具足
具足櫃
具行
具教
具視
具眼
具象
具體的
“具備”のふりがなが多い著者
新渡戸稲造
幸田露伴
佐々木邦
海野十三
寺田寅彦