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大胡坐
ふりがな文庫
“大胡坐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おおあぐら
77.1%
おほあぐら
22.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおあぐら
(逆引き)
梯子段
(
はしごだん
)
を
踏轟
(
ふみとどろ
)
かして上ッて来て、
挨拶
(
あいさつ
)
をもせずに
突如
(
いきなり
)
まず
大胡坐
(
おおあぐら
)
。我鼻を視るのかと怪しまれる程の下眼を遣ッて文三の顔を視ながら
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
何百年か
解
(
わか
)
らない
古襖
(
ふるぶすま
)
の正面、板の
間
(
ま
)
のような
床
(
ゆか
)
を
背負
(
しょ
)
って、
大胡坐
(
おおあぐら
)
で控えたのは、何と、
鳴子
(
なるこ
)
の
渡
(
わたし
)
を
仁王立
(
におうだち
)
で越した
抜群
(
ばつぐん
)
なその
親仁
(
おやじ
)
で。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
大胡坐(おおあぐら)の例文をもっと
(37作品)
見る
おほあぐら
(逆引き)
お町は一寸も引きさうにありません、——それどころか、長火鉢の向うへ、女だてらに
大胡坐
(
おほあぐら
)
をかくと、お樂の手から
猪口
(
ちよく
)
をむしり取ります。
銭形平次捕物控:024 平次女難
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
その
日
(
ひ
)
、はじめて
店
(
みせ
)
をあけた
通
(
とほ
)
りの
地久庵
(
ちきうあん
)
の
蒸籠
(
せいろう
)
をつる/\と
平
(
たひら
)
げて、「やつと
蕎麥
(
そば
)
にありついた。」と、うまさうに、
大胡坐
(
おほあぐら
)
を
掻
(
か
)
いて、また
飮
(
の
)
んだ。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
大胡坐(おほあぐら)の例文をもっと
(11作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
胡
漢検準1級
部首:⾁
9画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“大胡”で始まる語句
大胡
大胡座
検索の候補
胡坐
平胡坐
高胡坐
片胡坐
上胡坐
押胡坐
準胡坐
鉄拐胡坐
大胡
大胡座
“大胡坐”のふりがなが多い著者
上司小剣
泉鏡花
林不忘
二葉亭四迷
幸田露伴
三遊亭円朝
泉鏡太郎
佐々木邦
中里介山
島崎藤村