“片胡坐”の読み方と例文
読み方割合
かたあぐら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここ宝珠寺の本殿ほんでんでは、時に、三人の怪人が、三ツの曲彔きょくろくに、片胡坐かたあぐらを組みあっていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かれも、床几に片胡坐かたあぐらをかきこんで、前屈まえかがみの小声になり、半分口を抑えながら語った。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)