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曲彔
ふりがな文庫
“曲彔”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょくろく
81.3%
きよくろく
18.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょくろく
(逆引き)
外にたたずんでいたのは、昼間、ただひとりで
曲彔
(
きょくろく
)
に腰かけていたあの老僧だ。骨と皮ばかりのような彼の細い影であった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あの
曲彔
(
きょくろく
)
にいとも気高く腰打ちかけながら、悠然として、その姿をのぞかせたのは、ぐずり松平の御前です。
旗本退屈男:05 第五話 三河に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
曲彔(きょくろく)の例文をもっと
(13作品)
見る
きよくろく
(逆引き)
母親
(
はゝおや
)
が
曲彔
(
きよくろく
)
を
立
(
た
)
つて、
花
(
はな
)
の
中
(
なか
)
で
迎
(
むか
)
へた
處
(
ところ
)
で、
哥鬱賢
(
こうつけん
)
は
立停
(
たちど
)
まつて、
而
(
そ
)
して……
桃
(
もゝ
)
の
花
(
はな
)
の
重
(
かさな
)
つて、
影
(
かげ
)
も
染
(
そ
)
まる
緋色
(
ひいろ
)
の
鸚鵡
(
あうむ
)
は、お
孃
(
ぢやう
)
さんの
肩
(
かた
)
から
翼
(
つばさ
)
、
飜然
(
ひらり
)
と
母親
(
はゝおや
)
の
手
(
て
)
に
留
(
と
)
まる。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
やがて
老師
(
らうし
)
が
現
(
あら
)
はれた。
疊
(
たゝみ
)
を
見詰
(
みつ
)
めてゐた
宗助
(
そうすけ
)
には、
彼
(
かれ
)
が
何處
(
どこ
)
を
通
(
とほ
)
つて、
何處
(
どこ
)
から
此所
(
こゝ
)
へ
出
(
で
)
たか
薩張
(
さつぱり
)
分
(
わか
)
らなかつた。たゞ
彼
(
かれ
)
の
落
(
お
)
ち
付
(
つ
)
き
拂
(
はら
)
つて
曲彔
(
きよくろく
)
に
倚
(
よ
)
る
重々
(
おも/\
)
しい
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
た。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
曲彔(きよくろく)の例文をもっと
(3作品)
見る
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
彔
部首:⼹
8画
“曲”で始まる語句
曲
曲者
曲輪
曲線
曲角
曲事
曲物
曲玉
曲舞
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