“きょくろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
曲彔92.9%
曲禄7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木寄師の仕事はこのほかに天蓋の鉢、椅子いす曲彔きょくろく、須弥壇、台坐等をやる。なかなか大変なものである。
八端はったんのねんねこを引っかけて、曲彔きょくろくによりかかり、高脚コップのお酒を飲みながら腕を裂かれていた。
正面には一段高い所があって、その上に朱塗しゅぬり曲禄きょくろくが三つすえてある。それが、その下に、一面に並べてある安直な椅子いすと、妙な対照をつくっていた。
葬儀記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)