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曲輪
ふりがな文庫
“曲輪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くるわ
91.8%
ぐるわ
8.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くるわ
(逆引き)
「つべこべ申すな! ここは
曲輪
(
くるわ
)
でない。そのように世辞使わなくともよいわ。——相尋ぬることがある。偽り言うては相成らんぞ」
旗本退屈男:10 第十話 幽霊を買った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
ただし姫路の町は敵の放火をうけておるが、姫山の
曲輪
(
くるわ
)
は、小なりといえびくともせぬ、必ず案じるなかれと、書面での父のことば。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
曲輪(くるわ)の例文をもっと
(45作品)
見る
ぐるわ
(逆引き)
晩秋の午後のひざしの明るい御隠居
曲輪
(
ぐるわ
)
の繩屋の縁さきに出て、十人あまりの若い娘たちがさいぜんからかしましく
囁
(
ささや
)
き交わしていた。
石ころ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
数日の後には、興世王の妻、女、童、下郎たちも辿りついて、彼の一家族だけでも五十人近い人間がまた、豊田
曲輪
(
ぐるわ
)
のうちに住むことになった。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
曲輪(ぐるわ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“曲輪”の解説
曲輪(くるわ)とは、城の内外を土塁、石垣、堀などで区画した区域の名称である。郭(くるわ)とも書く。
主要な曲輪内には、曲輪の出入り口である虎口を封鎖する門を始め、最前線の塀、物見や攻撃を与える櫓が建てられる。主郭では司令本部となる城主の居所のほか、兵糧を備蓄する蔵、兵たちの食事を仕込む台所などの建造物が建てられていた。戦時、それぞれの曲輪には守備を担当する兵たちが駐屯した。
(出典:Wikipedia)
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
輪
常用漢字
小4
部首:⾞
15画
“曲輪”で始まる語句
曲輪外
曲輪内
曲輪門
曲輪曲輪
検索の候補
外曲輪
奥曲輪
西曲輪
北曲輪
総曲輪
本曲輪
内曲輪
東曲輪
曲輪外
新曲輪
“曲輪”のふりがなが多い著者
岩野泡鳴
佐々木味津三
吉川英治
山本周五郎
作者不詳
永井荷風
久生十蘭
中里介山
菊池寛
国枝史郎