“曲輪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くるわ92.9%
ぐるわ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「つべこべ申すな! ここは曲輪でない。そのように世辞使わなくともよいわ。——相尋ぬることがある。偽り言うては相成らんぞ」
ただし姫路の町は敵の放火をうけておるが、姫山の曲輪は、小なりといえびくともせぬ、必ず案じるなかれと、書面での父のことば。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
数日の後には、興世王の妻、女、童、下郎たちも辿りついて、彼の一家族だけでも五十人近い人間がまた、豊田曲輪のうちに住むことになった。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ある夜、信玄は十数人の家来と、中曲輪の密房で、一枚の地図を中にしてひそかに軍議に更けっていた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)