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『石ころ』
ふりがな文庫
『
石ころ
(
いしころ
)
』
ああ高坂の権之丞さまがお通りなさる、また裏打の大口を召しておいでですね、あの方のは大紋うつしでいつも伊達にお拵えなさるけれど、お色が白くてお身細ですから華奢にみえますこと。お伴れは三枝勘解由さまの御二男ですわ、お名はなんと仰しゃったかしら。 …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「富士」大日本雄辯會講談社、1944(昭和19)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約23分(500文字/分)
朗読目安時間
約39分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
秘
(
ひめ
)
大口
(
おおくち
)
掌
(
たなごころ
)
噎
(
むせ
)
外廓
(
がいかく
)
曲輪
(
ぐるわ
)
賭
(
と
)
訊
(
たず
)
膝頭
(
ひざがしら
)
犇々
(
ひしひし
)
耻
(
は
)
翡翠
(
ひすい
)
纒
(
まと
)
縹緻
(
きりょう
)
縹渺
(
ひょうびょう
)
籠
(
こも
)
篠
(
しの
)
篝火
(
かがりび
)
筋目
(
すじめ
)
筆硯
(
ひっけん
)
窪地
(
くぼち
)
砦
(
とりで
)
甲斐
(
かい
)
瑪瑙
(
めのう
)
梅雪
(
ばいせつ
)
譬
(
たと
)
麾下
(
きか
)
驕慢
(
きょうまん
)
驕
(
おご
)
駿河
(
するが
)
馳駆
(
ちく
)
鎧
(
よろい
)
遮
(
さえぎ
)
遠江
(
とおとうみ
)
道傍
(
みちばた
)
蹴
(
け
)
舌重
(
したおも
)
謗
(
そし
)
訝
(
いぶか
)
訊
(
き
)
蓆
(
むしろ
)
蒼白
(
あおじろ
)
華奢
(
きゃしゃ
)
草鞋
(
わらじ
)
草摺
(
くさずり
)
良人
(
おっと
)
双眸
(
そうぼう
)
嗤
(
わら
)
喉輪
(
のどわ
)
唆
(
そそ
)
咎
(
とが
)
呻
(
うめ
)
呟
(
つぶや
)
呉
(
く
)
呆
(
あき
)
可笑
(
おか
)
口許
(
くちもと
)
嘲笑
(
ちょうしょう
)
却
(
かえ
)
半刻
(
はんとき
)
午
(
ひる
)
凱旋
(
がいせん
)
兜首
(
かぶとくび
)
何処
(
どこ
)
伴
(
つ
)
伊達
(
だて
)
仰
(
おっ
)
拵
(
こしら
)
為人
(
ひととなり
)
楯
(
たて
)
二股
(
ふたまた
)
柵
(
さく
)
曳
(
ひ
)
昏
(
く
)
斃
(
たお
)
揃
(
そろ
)
掴
(
つか
)
燭台
(
しょくだい
)
戦塵
(
せんじん
)
徒士
(
かち
)
庇
(
かば
)
布
(
し
)
寧
(
むし
)
囁
(
ささや
)
噤
(
つぐ
)
噛
(
か
)
噂
(
うわさ
)