“喉輪”の読み方と例文
読み方割合
のどわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敵の腕は、彼の喉輪のどわを抱き込んだ。そのまま、二つの体が弓形ゆみなりになって、だだだだと、うしろへよろめいた。右衛門七は、声も出せない。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
はっしと床へ叩きつけた……か⁉ 否々いやいやその時おくればせに這いあがったメリケン壮太が、後から毛唐の首へ腕をまわして、喉輪のどわ責めに締めあげた。
危し‼ 潜水艦の秘密 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
忠一は左に敵の腕を押えて、右の手で敵の喉輪のどわを責めた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)