“喉佛”のいろいろな読み方と例文
新字:喉仏
読み方割合
のどぼとけ83.3%
のとぼとけ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから、しはで、殆、鼻と一つになつた唇を、何か物でもんでゐるやうに動かした。細い喉で、尖つた喉佛のどぼとけの動いてゐるのが見える。
羅生門 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
喉佛のどぼとけの碎けて居る樣子や、たいした抵抗もなくやられた樣子は、明らかに恐しい剛力で後ろからめたものに違ひありません。
「だが、女や子供ぢやあるめえ。喉佛のとぼとけを碎くほどの剛力で締めるのは——」