トップ
>
二股
ふりがな文庫
“二股”の読み方と例文
読み方
割合
ふたまた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふたまた
(逆引き)
「……それから、
二股
(
ふたまた
)
道のかどの木の枝に、石を入れた
空鑵
(
あきかん
)
をつるして、風が吹くとカラカラ鳴るようにして置いてくだすった」
キャラコさん:03 蘆と木笛
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
十二月の九日を大黒様の嫁迎えと称して、
二股
(
ふたまた
)
大根などを供えて祭をすることと、根原に何か関係のあることではないかと思う。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「みんなで、どうしても、
二股
(
ふたまた
)
のおんばこを
見
(
み
)
つけよう。」と
誓
(
ちか
)
って、三
人
(
にん
)
は、
熱心
(
ねっしん
)
に
草原
(
くさはら
)
を、
二股
(
ふたまた
)
のおんばこを
見
(
み
)
つけに
歩
(
ある
)
きまわったのです。
草原の夢
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
二股(ふたまた)の例文をもっと
(24作品)
見る
“二股”の解説
二股(ふたまた)とは、二人の恋人と同時交際すること。様々な事象において、主に対立する二つの両方に味方するような場合もこの言葉が使われる。戦国時代末期、伊達政宗が「二股膏薬」(右足の股にも左足の股にもいつの間にかついている貼り薬。風見鶏と同様の意味)と揶揄されていたようであり、本来はこちらの意味が主流だった。
(出典:Wikipedia)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
股
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
“二股”で始まる語句
二股膏薬
二股坂
二股者
二股山
二股船
二股大根
検索の候補
二股膏薬
二股者
二股坂
二股山
二股船
二股大根
“二股”のふりがなが多い著者
柳田国男
槙本楠郎
有島武郎
夏目漱石
谷崎潤一郎
吉川英治
夢野久作
山本周五郎
久生十蘭
森鴎外