“二股膏薬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふたまたこうやく75.0%
ふたまたごうやく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いやいやご夫人、驚きたもうな。この不義者を誅罰ちゅうばつしてから、それがしの古城へお迎えします。こんな二股膏薬ふたまたこうやくにだまされてはいけませんぞ」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
加之しかのみならず、久しく日支両帝国の間に介在していたので、自然二股膏薬ふたまたこうやく主義を取らなければならないようになったのである。
沖縄人の最大欠点 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
ねえアリョーシャ、君はいつも二股膏薬ふたまたごうやくだけれど、とにかく本当のことを言うから、聞いてみるんだが、いったい君はこのことを考えてたのか、それとも考えていなかったのかい?