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縹緻
ふりがな文庫
“縹緻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きりょう
89.2%
きりやう
8.4%
きりよう
1.2%
おとこぶり
0.6%
ひょうち
0.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりょう
(逆引き)
いつも重荷を担いでいる、田舎の百姓の女達が、早くその美を失うように、彼女も重荷を担いだため、俄然
縹緻
(
きりょう
)
を落としてしまった。
銀三十枚
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
縹緻(きりょう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
きりやう
(逆引き)
処が
此
(
この
)
お玉と云ふ娘は生れ付きまことに
縹緻
(
きりやう
)
がよくてとても人間とは思はれぬ位で名前の通り玉の様に美しく月の様に清らかな姿を
金銀の衣裳
(新字旧仮名)
/
夢野久作
(著)
縹緻(きりやう)の例文をもっと
(14作品)
見る
きりよう
(逆引き)
時偶
(
ときたま
)
、雑誌の口絵で
縹緻
(
きりよう
)
の好い芸妓の写真を見たり、地方新聞で
富家
(
かねもち
)
の若旦那の艶聞などを読んだりした時だけは、妙に
恁
(
か
)
う危険な——実際危険な、例へば
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
縹緻(きりよう)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
おとこぶり
(逆引き)
縹緻
(
おとこぶり
)
もまんざら捨てたものではない。
丈
(
せい
)
は高く肉付きもよく馬上槍でも取らせたら八万騎の中でも目立つに違いない。
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
縹緻(おとこぶり)の例文をもっと
(1作品)
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ひょうち
(逆引き)
が顔はブルドッグのように
獰猛
(
どうもう
)
で、美しい
縹緻
(
ひょうち
)
の金魚を
媒
(
か
)
けてまずその獰猛を取り除くことが
肝腎
(
かんじん
)
だった。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
縹緻(ひょうち)の例文をもっと
(1作品)
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縹
漢検1級
部首:⽷
17画
緻
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
“縹緻”で始まる語句
縹緻佳
縹緻美
検索の候補
不縹緻
御縹緻
不縹緻者
不緻縹
好縹緻
無縹緻
縹緻佳
縹緻美
御縹緻好
“縹緻”のふりがなが多い著者
山本周五郎
国枝史郎
中里介山
吉川英治
徳田秋声
薄田泣菫
作者不詳
南方熊楠
佐々木味津三
久生十蘭