“縹緻”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
きりょう85.4%
きりやう10.7%
きりよう1.9%
おとこぶり1.0%
ひょうち1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“縹緻”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.5%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
本当に図々しい、不人情ならばとにかく、あの若さで、あの縹緻きりょうだから、相当に納まっているはずなのに、それができない。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「身装もいいし、縹緻きりょうい。まさか、野天の辻野郎でもあるまいに、何だッて今頃まで、町をうろついているんだい」
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
縹緻きりやう自慢だつたが(彼女は鏡を見る度に、自分の愛らしさを示されるので、それを押へることが出來なかつた)氣取きどらなかつた。
町内きつての縹緻きりやうよしなので、そんぢよ其辺そこら放蕩息子どうらくむすこがそれとなく言ひ寄るが、娘はてんで見向きもしなかつた。
平次はたつた一と目で、うなつたほどのこれは好い縹緻きりようです。
時偶ときたま、雑誌の口絵で縹緻きりようの好い芸妓の写真を見たり、地方新聞で富家かねもちの若旦那の艶聞などを読んだりした時だけは、妙にう危険な——実際危険な、例へば
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
二十八歳の男盛り。縹緻おとこぶりもまんざら捨てたものではない。せいは高く肉付きもよく馬上槍でも取らせたら八万騎の中でも目立つに違いない。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
が顔はブルドッグのように獰猛どうもうで、美しい縹緻ひょうちの金魚をけてまずその獰猛を取り除くことが肝腎かんじんだった。
金魚撩乱 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)