“不縹緻者”の読み方と例文
読み方割合
ぶきりょうもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あの美しさが不愍ふびんでなりません、いッそ、男か不縹緻者ぶきりょうものなら、生涯、山屋敷の中で暮らそうとも、まだ諦めようもございますが……」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
色の黒いところに疱瘡ほうそうあとがあって、かなつぼまなこ鼻大はなでかという不縹緻者ぶきりょうものであった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)