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兜首
ふりがな文庫
“兜首”の読み方と例文
読み方
割合
かぶとくび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かぶとくび
(逆引き)
まことや「あんちおきや」の帝がこの日の大勝利は、味方の手にとつた
兜首
(
かぶとくび
)
の数ばかりも、一年の日数よりは多かつたと申すことでおぢやる。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
兜首
(
かぶとくび
)
何級はだれだれ——と、手柄によって、あるいは食禄を増されるもの、あるいは賞与の品をもらうものなどがある。
だんまり伝九
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
元和
(
げんな
)
、
慶長
(
けいちょう
)
に
兜首
(
かぶとくび
)
を取って二百五十石、それ以来、知行が上ったことがない。
式目
(
しきもく
)
の
表
(
おもて
)
では、
士分
(
しぶん
)
の者三人を召抱えていなくてはならぬが、妻子五人が食べ兼ねるでのう。
大岡越前の独立
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
兜首(かぶとくび)の例文をもっと
(9作品)
見る
兜
漢検準1級
部首:⼉
11画
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“兜”で始まる語句
兜
兜巾
兜町
兜率天
兜帽
兜形
兜率天宮
兜屋
兜兒
兜虫
“兜首”のふりがなが多い著者
直木三十五
山本周五郎
久生十蘭
芥川竜之介