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『だんまり伝九』
ふりがな文庫
『
だんまり伝九
(
だんまりでんく
)
』
「どうだい、赤松さまは、いつ見ても恐ろしいなあ、あのかっこうを見てくれ」 「じつにどうも人間とは思えねえ」 「や、や、今日はじまんの樫棒だぜ」 ここは土佐の国浦戸の城中。大館の広庭では、領主長曾我部元親をはじめ家臣のならぶ前で、いましも二人 …
著者
山本周五郎
初出
「少年倶楽部」大日本雄辯會講談社、1936(昭和11)年9月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約18分(500文字/分)
朗読目安時間
約30分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
遠侍
(
とおさぶらい
)
弥平
(
やへえ
)
赫々
(
かっかく
)
讃岐
(
さぬき
)
樫棒
(
かしぼう
)
河野
(
こうの
)
浦戸
(
うらど
)
犀
(
さい
)
田中
(
たなか
)
胆
(
きも
)
膝
(
ひざ
)
虹
(
にじ
)
情誼
(
じょうぎ
)
赤松
(
あかまつ
)
蹄
(
ひづめ
)
鎧
(
よろい
)
阿波
(
あわ
)
隼人
(
はやと
)
鞘
(
さや
)
頂戴
(
ちょうだい
)
叱咤
(
しった
)
伊予
(
いよ
)
先鋒
(
せんぽう
)
兜
(
かぶと
)
兜首
(
かぶとくび
)
冥途
(
めいど
)
凱旋
(
がいせん
)
別部
(
わけべ
)
刹那
(
せつな
)
北畠
(
きたばたけ
)
旦那
(
だんな
)
喊声
(
かんせい
)
嘲笑
(
ちょうしょう
)
土佐
(
とさ
)
大形
(
おおぎょう
)
天正
(
てんしょう
)
孫作
(
まごさく
)
屍
(
しかばね
)
仔細
(
しさい
)