“河野”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうの66.7%
かうの25.0%
カフノ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「失礼ついでに、またお詫をします気で伺いますが、貴女もし静岡で、河野こうのさん、と云うのを御存じではございませんか。」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「さうだ、まつたすね。わるくすると、明日あしたあめだぜ‥‥」と、わたしざまこたへた。河野かうのねむさうなやみなかにチラリとひかつた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
其ノ狗奴國ハ、馭戎慨言ニ「伊豫國風早郡に河野カフノサトあれば、それなどをいへるか、魏志に狗奴國の男王といへるも、すなはち此河野のわたりをうしはきゐたりしものをいふなるべし」
倭女王卑弥呼考 (旧字旧仮名) / 白鳥庫吉(著)