“河野中佐”の読み方と例文
読み方割合
こうのちゅうさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十分ののち五人はまた河野中佐こうのちゅうさといっしょに家を出てすぐ小蒸気に移った。海軍の将校が下士や水兵を使うのは実に簡潔明瞭めいりょうである。船は河野中佐の云いなり次第の速力で、思う通りの方角へ出た。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)