“元和”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんな97.7%
もとかず2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不安と動揺のうちに一年を送って、あくれば元和(げんな)元年である。その年の五月には大坂は落城して、いよいよ徳川家一統の世になった。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
われ等のような慶長(けいちょう)元和(げんな)の古風を慕い、まだ尚武の風のあった寛永気質(かたぎ)を尊ぶ者などは、所謂(いわゆる)、頭が陳腐(ふる)いと云われるやつだろう。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
母里太兵衛(もりたへえ)、竹森新次郎、栗山善助などの股肱(ここう)に兵四、五百をひきつれて、上陸して来る毛利勢に当り、これに手痛い損害を与えた上、敵将の梶原景辰(かじわらかげとき)と明石元和(もとかず)を降して、立ち帰って来た。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)