“兜率天”の読み方と例文
読み方割合
とそつてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掘り得た金で追善したので、蛇身から兜率天とそつてん鞍替くらがえしたちゅう話など、かのインド譚から出たよう、芳賀博士の攷証本に見るは尤も千万だ。
例えばその第四の兜率天とそつてんという慾天の如きは、手をり合うだけでその充足を得る。第五の楽変化天らくへんげてんの如きは相い視て笑うことによってその充足を得る。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
梯の子十五、六ばかりを踏みて上れば、三十三天、夜摩天、兜率天とそつてん忉利天とうりてんなどいうあり、天人石あり、弥勒仏みろくぶつあり。また梯子を上りて五色の滝、大梵天、千手観音などいうを見る。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)