“駿河”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
するが97.5%
するがの1.3%
すんぷ1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駿河するがの府中まで来ると遊行上人の一行は、世の常の托鉢僧たくはつそうのような具合にして、伝馬町の万屋よろずやというのへ草鞋わらじを脱いでしまいます。
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
始め關係かゝりあひの者一同本多家より差送りに成しかば九助は入牢じゆらう九郎兵衞夫婦并に村役人共は馬喰町三丁目伊勢屋惣右衞門方へ下宿げしゆく申付られ下伊呂村役人はをさめ宿淺草平右衞門町坂本屋傳右衞門方へ下宿松本理左衞門始め掛役人は主人方へ預けに相成たり却てとく駿河するがの國府中彌勒みろく町二丁目なる小松屋にては
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かくなる以上は、駿河すんぷの御協力があるとないにかかわらず、軍備をかためて、織田の来襲に備えるしか方法はあるまい。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)