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駿河國
ふりがな文庫
“駿河國”の読み方と例文
新字:
駿河国
読み方
割合
するがのくに
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するがのくに
(逆引き)
桑原氏は
駿河國
(
するがのくに
)
島田驛の
素封家
(
そほうか
)
で、徳川幕府時代には東海道十三驛の取締を命ぜられ、兼て引替御用を勤めてゐた。引替御用とは
爲換方
(
かはせかた
)
を
謂
(
い
)
ふのである。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
建呉よ又
弟
(
おとゝ
)
九郎兵衞は當時
駿河國
(
するがのくに
)
御殿場に居る由今は心も直りしならんと思へば其方の爲には
現在
(
げんざい
)
の
伯父
(
をぢ
)
なる故一度は
公父
(
てゝご
)
の
戒名
(
かいみやう
)
を屆け呉よと涙と
供
(
とも
)
に九助が手を取り顏を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
上私し先年
駿河國
(
するがのくに
)
阿部川村に母と一所に居十一歳の節一人の
出家
(
しゆつけ
)
に
勾引
(
かどはか
)
され
宇都
(
うつ
)
の
谷
(
や
)
地藏堂
(
ぢざうだう
)
まで
引行
(
ひきゆか
)
れし處幸ひ向ふより
參
(
まゐ
)
る
旅
(
たび
)
人のあるにより時に取ての
作意
(
さくい
)
にて
小杉
(
こすぎ
)
の
叔父
(
をぢ
)
樣と
聲
(
こゑ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
駿河國(するがのくに)の例文をもっと
(2作品)
見る
駿
漢検準1級
部首:⾺
17画
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
國
部首:⼞
11画
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作者不詳
森鴎外