“引行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひきゆか50.0%
ひきゆき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上私し先年駿河國するがのくに阿部川村に母と一所に居十一歳の節一人の出家しゆつけ勾引かどはかされ宇都うつ地藏堂ぢざうだうまで引行ひきゆかれし處幸ひ向ふよりまゐたび人のあるにより時に取ての作意さくいにて小杉こすぎ叔父をぢ樣とこゑ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
殺して知れずに居るものかソレ役所へ引廻せとて役所へ引行ひきゆき早速さつそく下役人に口書をしたゝめさせ白洲に於て是を讀み上る
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)