“するが”の漢字の書き方と例文
語句割合
駿河100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貞享二年十二月二十五日、聖者白隠は駿河するが国駿東郡原駅で生れた。家柄は士筋の百姓であるからインテリの血は多少流れている。
宝永噴火 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
過ぐる年の秋、幕府の外交奉行で大目付を兼ねた山口駿河するが(泉処)をこの馬籠本陣に泊めた時のことが、ふと彼の胸に浮かんだ。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「おまえなどは知らないでもいいことだが、お使いをする褒美ほうびとして聞かしてやろう。ここは甲斐かい信濃しなの駿河するがさかい、山の名は小太郎山こたろうざん
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)